施設概要
事業の用に供する施設の概要
中間処理施設 Ⅰ
施設の種類
| 破砕施設
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施設の名称
| コンクリート再生工場
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処理品目
| がれき類
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設置年月日
| 1991年9月1日
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設置場所
| 徳島市入田町笠木301番地3
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処理能力
| 720t/日
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稼働時間
| 8h/日 (8時から17時まで) |
処理方式
| 破砕機(ジヨークラッシャー、インパクトクラッシャー)・振動篩
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構造・設備の概要
| 供給設備(最大塊厚さ400mm.×巾550mm.×長さ700mm.)
破砕設備(所要電力計251kw.) 原料ホッパー:1台 グリズリスクリーン:1台 破砕機:2台 磁撰機:2台 コンベヤ:7台 |
環境保全対策
| ※噴霧式プランジャーによる散水
※調整池 |
中間処理施設 Ⅱ
施設の種類
| 破砕施設
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施設の名称
| 木材再生工場
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処理品目
| 木くず
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設置年月日
| 1993年12月1日
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設置場所
| 徳島市入田町月ノ宮8番地1、9番地1、13番地1
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処理能力
| 79.2t/日
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稼働時間
| 8h/日 (8時から17時まで)
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処理方式
| ショレッダー(ハンマー)式破砕機・振動篩
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構造・設備の概要
| 供給設備(最大塊厚さ1,620mm.×巾2,600mm.×長さ9,000mm.)
破砕設備(所要電力計185kw.) ショレッダー:1台 自動鉄片除去機:2台 金属検出除去機:2台 ロータリースクリーン:1台 コンベヤ:12台 |
環境保全対策
| ※振動、騒音、防塵を防止するため、その原因となる機械を地下に収容
※防塵の飛散防止のため機械の屋内設置、散水設備、換気設備の設置 |
中間処理施設 Ⅲ
施設の種類
| 破砕施設
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施設の名称
| 木材再生工場
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処理品目
| 廃プラスチック類、ガラスくず及び陶磁器く
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設置年月日
| 2002年10月24日 |
設置場所
| 徳島市入田町月ノ宮9番地1、29番地30
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処理能力
| 4.9t/日
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稼働時間
| 7h/日 (8時から16時まで) |
処理方式
| 一軸破砕機
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構造・設備の概要
| 破砕設備(所要電力計45kw.) 排出設備 プラスチックコンベヤ 3台 |
環境保全対策
| ※振動、騒音、防塵を防止するため、機械の屋内設置、散水設備
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中間処理施設 Ⅳ
施設の種類 | 焼却施設 | |
施設の名称 | 木材再生工場 | |
処理品目 | 廃プラスチック類、木くず、紙くず、繊維くず | |
設置年月日 | 2002年10月24日 | |
設置場所 | 徳島市入田町月ノ宮9番地1、29番地30 | |
処理能力 | 廃プラスチック類 18.48t/日 木くず 48t/日 紙くず 60.72t/日 繊維くず 45.6t/日 | |
稼働時間 | 24h/日 (3交替制) | |
処理方式 | ストーカー式焼却炉 | |
構造・設備の概要 | ||
●前処理設備 | 破砕機1 150kw(二軸せん断式) 破砕機2 45kw(一軸マルチカッター式) 破砕機3 110kw(二軸せん断式) コンベヤ 16kw 7台 磁撰機 2.2kw 振動篩 5.5kw バグフィルター 11kw.(集じん機) | |
●焼却設備 | 1.受入供給設備 | 受入ホッパー 5.5kw 重油タンク 10㎥ |
2.焼却設備 | ストーカー 10.24㎡(火格子面積) 焼却炉 117.4㎥ (内二次燃焼室81㎥、ガス滞留時間3秒) 供給フィーダー 油圧ユニット 15kw ストーカーバーナ 1.5kw 60l/h 二次燃バーナ 3.7kw 160l/h 送油ポンプ 0.4kw | |
3.排ガス冷却設備 | ガス冷却室 80㎥ 水噴射ノズル 5.5kw 26本 汚水噴射ポンプ 11kw 汚水タンク 8㎥ | |
4.排ガス処理設備 | バグフィルター 47.2kw 処理ガス量 42,000㎥N/h 有害ガス除去装置 消石灰サイロ 30立方メートル 0.4kw 活性炭サイロ 1.5㎥ 0.4kw 吸込ブロア 7.5kw | |
5.通風設備 | 送風機 3台 162kw 1,670㎥/m 煙突 25m/H | |
6.灰出設備 | コンベヤ 2台 3kw ダスト調湿装置 3.7kw 重金属安定剤注入装置 0.2kw 灰出排水槽 9㎥ | |
7.共通設備 | 給水タンク 30㎥ 空気圧縮機 3台 165kw 冷却水ポンプ 3.7kw | |
8.監視装置 | CO-O2分析計 0~1,000ppm HCI-O2分析計 0~500ppm | |
環境保全対策 | 1.大気汚染防止 | ばいじん 0.02g/㎥N以下(O2、12%) 硫黄酸化物 K値2以下 窒素酸化物 180ppm以下 塩化水素 300mg/㎥以下 ダイオキシン類 0.8ng-TEQ/㎥N以下(O2、12%) 一酸化炭素 100ppm以下 |
2.水質汚濁防止 | プラント排水…発生しません 生活排水…単独浄化槽排水は敷地内雨水と共に油水分離槽を経由して放流 雨水…油水分離槽を経由し放流 油水分離槽の油分…汚水タンクに収容し焼却炉へ噴霧処理 | |
3.騒音防 | 可能な限り低騒音の機械を選定する。 騒音発生の大きい機械は、屋内に収容し屋外は防音壁を設置する。 | |
4.振動防止 | 振動発生の比較的大きい機械は、強固な基礎を設ける等の房新対策を講じる | |
5.悪臭防止 | ●処理対象物からの臭気は少ないが、焼却する物を屋内で保管し、屋内換気を焼却炉の燃焼用空気として使用し、高温脱臭するため周囲への臭気の逸散はない。 ●焼却炉の温度は850℃以上を維持して、高温脱臭により煙突からの臭気を防止する。 ●また立上げ、立ち下げ時にはストーカーバーナ及び助燃バーナを使用する。 | |
6.焼却灰・ダスト | ●焼却灰及びダストの熱灼減量は10%以下 ●焼却灰及びダストのダイオキシン類の含有率は3ng-TEQ/g以下 ●焼却灰及びダストは、下表の埋立処分基準値を遵守する。 |
表1.産業廃棄物の埋立処分基準値
項目名
| 単位
| 産業廃棄物
埋立処分基準値 | |
1
| アルキル水銀又はその化合物
| mg/L以
| 検出されないこと
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2
| 水銀又はその化合物
| mg/L以
| 0.005
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3
| カドミウム又はその化合物
| mg/L以
| 0.3
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4
| 鉛又はその化合物
| mg/L以
| 0.3
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5
| 六価クロム又はその化合物
| mg/L以
| 0.15
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6
| 砒素又はその化合物
| mg/L以
| 0.3
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7
| セレン又はその化合
| mg/L以
| 0.3
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また、飛散及び流出防止のため、以下の対策を行ないます。
- 焼却灰は排出時にコンベヤ内で加湿、集じんダストは調湿装置で加湿し飛散しないようにする。
- 焼却灰及びダストは、屋内設置の焼却灰コンテナ、ダストコンテナに貯留し、雨水と接触しないようにする。
産業廃棄物処理施設
●産業廃棄物処理施設設置許可証の写し
事業場ごとの産業廃棄物の処理工程図
● 事業場ごとの産業廃棄物の処理工程図
産業廃棄物の一連の処理の工程
● 産業廃棄物の一連の処理の工程(2023年4月~2024年3月)